こんにちは、ゴリラブロガーです。
2016年に公開された話題の映画「この世界の片隅に」観てみました。
ぼくはのんの大ファンなのですが、色々問題があって、のんが久しぶりに作品に関わってくれました。
のん『この世界の片隅に』で変わったこと…長尺版には愛憎劇も #のん #この世界の片隅に https://t.co/vxDlt6hzlp
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2018年4月29日
そんな作品に対して、あまり興味はない状態で見てみたのですが、感動的でかなり面白かったです。
それは戦争をテーマにした作品は数多く見てきましたが、「この世界の片隅に」はこれまでの作品とは全く別の視点から作成されたように感じたからです。
もちろん、のんの声優を抜擢したのも作品にぴったりでした。
Contents
1.映画『この世界の片隅に』のの予告動画・基本情報
▶「この世界の片隅に」公式予告動画
※画像をクリックすると動画がスタートします
【公開】2016年(日本映画)
【監督】片渕須直(「ブラック・ラグーン」他)
【脚本】片渕須直
【原作】こうの史代(「夕凪の街 桜の国」)
【原作】コトリンゴ
【作品概要】
主人公のすずさんには片渕監督が「ほかには考えられない」と絶賛した女優のんのやさしく柔らかく、すずさんに息を吹き込みました。
ガッキーこと新垣結衣と、瑛太がダブル主演を務め、卓球を題材に男女混合ダブルスを通して再起はかる人間模様を描いたドラマ。
共演にには細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、潘めぐみ、岩井七世、牛山茂、新谷真弓ら実力派が揃いました。
監督は片渕須直。第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞の前作『マイマイ新子と千年の魔法』は大きな感動を呼び大ヒット、そして原作には第13回メディア芸術祭マンガ部門優秀賞ほか各メディアのランキングでも第1位を獲得したこうの史代。
両者は作品に異常なほどに魂を込めることからタッグとして相性が良いです。
また、「この世界の片隅に」はクラウドファンディングで3,374名のサポーターから39,121,920円の制作資金を集めた本作。
多くの人たちの思いが込められて作られた100年先にも愛される作品です。
『この世界の片隅に』あらすじ
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。
『この世界の片隅に』感想・評価
本作品はのんと事務所とのトラブルにおける問題でテレビなどで宣伝されるようなことはありませんでした。
しかし、実際に見た人の口コミで話題になり、大ヒットしました。
宣伝力などなく、全く作品の完成度だけで人気になった作品です。
そんな作品であるので、すごく感じるものがあり、感動しました。
今までに見たことない戦争映画
これまでに戦争をテーマにした作品は多くあり、ぼくも多くを見てきました。
そして、その多くが戦っている兵士目線や子供目線であるでしょう。
しかし、本作品では他人の家に嫁いできたすずさん目線で描かれています。
そこには、戦時中の恋愛模様、嫁いできた場で生きていく難しさが描かれています。
のんが役にピッタリ
のんが声優を務めるすずさんはおっちょこちょいであり、本当にのんにそっくりです。
初めはのんが声優をやっているこに少し違和感ありましたが、見ていくにつれ絶対にのんでないとだめのように思えてきます。
見事にその柔らかいこえと優しいのんびりした雰囲気のずずさんをしっかりと演じきっています。
すずの苦悩が鮮明に描かれる
空襲を乗り切った後に、夫「秀作」の姪に当たる「春美」と歩いていた際に米軍によって落とされた時限爆弾が作動してしまう。
そして、晴美は死んでしまい、すずは右腕を失ってしまう。
晴美を失ったことで自分に責任を感じ、普段のんびりとしたすずが強く自分をせめてしまうシーンは涙無しでは見られない。
さらに右腕を失ったことで、唯一の趣味である絵を描くこともできなくなってしまう。
希望も描かれる
何か戦争映画というのは、戦争という悲劇を描いて終わるということが多いです。
しかし、本作品では最後に親を失った子供を連れて帰るシーンが描かれ、これからの希望が見えて終わります。
これによって、どこか悲しい映画をみるのが苦手なんていう方にも非常に見やすい作品ではないかと思います。
また、音楽には「コトリンゴ」が使われていることもどこか優しい気持ちにさせてくれます。
まとめ
初めはのんが主演ということだけで見た映画でしたが、かなり良かったです。
戦争の悲しさだけでなく、同時に何気ない日常生活の幸せも感じさせてくれます。
これからののんの活躍にも期待してます!
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「何者」の配信はいつまでも続くわけではありませんのでこの機会に「U-NEXT」でぜひ見てみてください!