「自分は理系だし、大学院にいくべきなのかな~」

理系の大学生は学部時代に研究できる時間は少ししかありません。

そのため、より専門性を高めるために理系は大学院に行くべきという考えかたは一般的になっています。

しかし、本当に「理系は大学院に行くべきか?」という疑問に現在、理系の大学院生の僕が真剣に考えてみました。

理系が大学院に行くべき理由

理系が大学院に行くべきと言われる理由は主に5つあります。

より専門性を高められる。
大企業に就職しやすくなる。
学部卒と大学院卒の生涯収入の差は1億円以上。
将来研究職に就ける。
コミュニケーション能力が身に付く。

これらが、「理系が大学院に行くべき」と言われる理由です。

しかし、これら5つは真実ではないことが多いです。

僕がそのように考える理由を明らかにしていきます。

理系が大学院に行くべき理由の検証

先程、挙げた5つを一つづつ検証していきます。

1.より専門性を高められる
大学院に行けば、行っている研究内容について、より専門性を高められます。

しかし、学生生活で行った研究内容を会社に入って、使っている人はごくわずかです。

なので、研究内容について専門性を高めても、無駄になることは多いです。

2.大企業に就職しやすくなる。

大学の推薦は大学院生が優先的に使えるため、多少は有利です。

しかし、最近は学部卒を優先して欲しいという企業も多いです。

学部卒でも、十分に大企業には就職できます。

3.学部卒と大学院卒の生涯収入の差は1億円以上。

この調査結果は今から30年以上前に卒業した人達のデータで全く当てになりません。

昔のような年功序列制度は今は崩れているので、このデータと同じようにはならないでしょう。

教授が大学院進学を促すための決まり文句であるので、気を付けましょう。

4.将来研究職に就ける。

一般的には、大学院に行けば、研究職に就けると考えている人は多いです。

これは、間違いで正しく直すと、大学院の博士課程まで行けば、ほぼ確実に研究職に就けるという方が正しいです。

大学院の修士課程卒業であると、技術職になることが多く、研究職に就くことは少ないです。

5.コミュニケーション能力が身に付く。

大学院に行けば、研究発表などがあり、コミュニケーション能力が身につくと考えられています。

基本的に大学院生は教授とだけ話しながら、研究しているだけなので、コミュニケーション能力は身につかないです。

これらの真実を含めて考え、理系で大学院に行くべき人と行くべきでない人がいます。

理系で大学院に行くべきでない人

理系で大学院に行くべきでない人は基本的に大学院に進むべき明確な理由がない人です。

やりたいことがない・就職したくない・就活時に有利になるからという理由で大学院進学を考えている人達です。

大学院とは、本来専門的な技術を身につける場です。

そんな中で、このようなしょうもない理由で大学院に進学していては、数年間を無駄にするでしょう。

もう一つが研究が好きでない人です。

大学院生は研究だけしてれば良いから楽と思われがちですが、基本的には大変です。

研究が好きでない人が大学院に進学し、中途退学や鬱症状になることもあります。

自分が逃げの選択肢を選択していないかを冷静に考えてみることは大事です。

理系で大学院に行くべき人

理系で大学院に行くべき人は将来のビジョンが明確で、研究が好きな人です。

自分のやりたい研究をしている大学院生はすごく幸せです。

研究がすごく好きだと、積極的に挑戦し、結果を出していく人になれます。

こういう人は自分の研究内容の素晴らしさを回りの人に知ってもらおうと上手なプレゼンを行おうと努力します。

その過程が自らの成長させ、コミュニケーション能力も高くなります。

なので、理系で大学院に行くべき人は研究が好きということ以外にはありません。

理系で大学院に行くべきか?まとめ

ここに書いてある通り、理系で大学院に行くべき人は研究が好きで、将来も絶対研究職に就きたいと考えている人です。

大学の教授は大学院生が少ないと研究室としての存在価値が薄れるため、大学院進学を勧めてくることは当然です。

そこで、教授の話だけを信じていてしまってはいずれ後悔する日がきます。

ここに書いてあることや他のいろんな情報を手に入れ、それが本当か考えてみて下さい。

そうすることで、あなたが悩んでいる「理系は大学院に行くべきか?」という問いに対して正しい判断ができるでしょう。