どうも、M1のゴリラです。
ぼくはTOEIC Listening & Readingテストで620点を持っています。
TOEIC600点は日本だと、英語能力が中の上とみなされます。
そんな感じなので、ぼくは少しばかり英語ができるような気になって調子に乗ってしまいました。
しかし、TOEIC600点なんてたいした英語力ではありません。
これを実感したぼくの失敗談を今回は紹介していきたいと思います。
Contents
TOEIC600点の実力とは?
まずはTOEIC600点とはどのような評価がされるべきなのかを分析してみよう。
実感しているTOEIC600のレベル
TOIEIC公式によると、600点程度を取ると日常会話で困らない程度に会話ができるらしい。
しかし、ぼくは日常会話なんてできない。
聞き取ったり、読むことはできるが発信することはほとんどできないのである。
もちろん、ぼく自身がListening & Readingテストしか受けていないからであるが、実感としては通常の会話で最低限のコミュニケーションができるというレベルだろう。
TOEIC600は高くない
しかし、なぜか日本ではTOEIC600点が高く評価される。
これは日本人の英語力が異常なほどに低いからである。こちらの表を見てもらいたい。
国名 | TOEIC L&R 平均スコア |
---|---|
フィリピン | 727 |
韓国 | 676 |
中華人民共和国 | 600 |
日本 | 516 |
タイ | 482 |
参照:2017 Report on Test Takers Worldwide: TOEIC Listening & Reading Test
日本の平均は516点で他のアジアの国と比較しても、大きな差がある。
日本より低いのは発展途上国ぐらいで先進国はどの国も日本より高い。
いわゆる、TOEIC600点で高評価されるのは日本ぐらいで他の国では低評価を受けるだけである。
これが島国の弱点ということだろう…
TOEIC600点で痛い目みた話
ぼくがTOEIC600点で自信をもって、一人一人が自分の専門分野についての内容を英語で発表する講義をとった。
周りは日本人の学生はほとんどいなくて、留学生だらけであり、皆が英語がペラペラである。
とはいえ、心配性であるぼくは入念にスライドを作り、原稿も覚えて完璧に準備をしていった。
そして、発表をしたのだが、まず自分の英語の発音が良くないらしく、ほとんど伝わってなかった。
さらに、伝わらないことで質問される回数も多かったのだが、全く何をいっているのかがぼくにはわからなかった。
日本語を話せない先生がぼくに英語で伝わるようにゆっくりと話してくれるのだが、テンパっているぼくはこれもほとんどわからない。
まさしく悲劇である。
TOEIC600点に本当の価値はない
ぼくが経験した通り、TOEIC600点には英語を日常生活に役立てられるほどではないので、本当の価値はない。
役立てられるとすれば、英語が苦手な日本社会での就職・昇進などのことだけであろう。
TOEIC600点は世界的には低く、日本では高く評価されるものなので、日本社会で生きていくなら取っておいて実力以上のものが得られるのでオススメだ。
これからTOEICで600点を取得して、英語力がついたと勘違いして、ぼくのようにはならないでもらいたい。
なので、本当の英語力を付けたいのであれば、TOEICのようなテストではなく、実用的なスキルを身に付けるべきである。
TOEIC600点とる方法
TOEICで点をとる普通の方法としてはこんな感じである。
- 単語を覚える
- 文法を覚える
- 毎日、英語を音読する
- 模擬試験を何回も解く
確かにこれらをやれば、TOEIC600点とれることは間違いない。
しかし、そんなことは誰もがわかっていることであるが、多くの人ができない。
なぜなら、これらは全く楽しくないからである。
ぼくはこれらは続けられないと思ったから、勉強方法を大きく変えた。
そして、これらがぼくがTOEIC600点を取った勉強方法である。
- サッカーの英語記事を読む
- 映画を英語字幕・音声で見る
- 英語しか話せない友達を作る
どれも、もともと好きなことであったから全く苦痛なものではなく、どれも楽しかった。
これはぼくの例であるが、あなたにも好きなものがあり、そこから英語を勉強する方法が必ずあるはずです。
そこから、どうやって英語を勉強するかを探っていってもらいたい。